「すべてはつながっている」
どこにでもいる普通の高校生。
大勢の人から埋もれるような、特に目立たない女の子。
そう、それは私だった。
そんな普通の高校生が、高校卒業後に社会人として
事務の仕事で正社員で働くことになって
母親は、超がつくほど過保護すぎる厳しい性格で
物心ついたときには、両親同士が一言も口をきかない
家庭内別居で、劣悪な家庭環境だった
その家庭環境に、無意識にストレスを感じていたんだと思う…
「高校を卒業したら、一人暮らしをしてもいい」と
言われていたことが唯一の命綱だった・・・
風俗の仕事をすることになったきっかけ
高校を卒業してから、一人暮らしできるはずだったのに
いろいろ訳あって、20歳まで期限が伸びてしまったあの日。
(実際は、高校卒業して”2週間ぐらい”一人暮らしできた)
20歳になったら、すぐにでも実家を出て
一人暮らしができるようにお金を貯めたいと思った
朝から夜までは、事務の仕事で正社員として働いていたから
そのお昼の仕事が終わったあとに働けるバイトがあればって
携帯のインターネットでアルバイトを探したことが
人生の大きな変化の始まりだった
日払い 高時給 アルバイト
そんな感じで、探したっけ
お昼の仕事が終わるのが20時だったから、
それから働くとなると21時から働ける仕事。
それでもって、門限が0時だったから
それまでに家に帰れる”日払いで高時給のアルバイト”が
凄く魅力的にみえたんだ。
19歳の秋、初めての風俗デビュー
ここで働きたい!
インターネットで働いてみたいお店をみつけて
面接に行くことにした
勤務は、1日3時間~って募集事項に書いてあったんだけど
終電までには、帰らないといけないから2時間までしか働けない
ダメもとで、面接の時に店長さんにお願いしてみたら
働けることになって、初めての風俗の仕事をすることになった
初めての風俗の仕事は、セクキャバだった
初めての風俗の仕事には、ほとんど抵抗がなくて
一人暮らしをするお金の為に働くことができた
稼いだお金を、会社の自分の机の引き出しに貯めていった
50万ぐらい貯まって、目標達成したから
セクキャバの仕事は辞めた
そして、無事に一人暮らしをすることができた。
この時はまだ、また風俗の仕事に戻るとは
思ってもいなかったんだよね・・・
21歳のときに、風俗の世界に戻ることを決めた
アルバイトの人間関係の不調和がきっかけで
心も身体も少しずつ壊れていった時期があった
バイトも辞めて、家に引きこもることになった後
少しずつ元気になってきたんだけど
まだ身体が完全じゃなかったから
少しだけ働いても生活できるほどのお金がもらえる
風俗の仕事が思い浮かんで
また風俗の仕事をすることに決めたんだ
というか、そのときには風俗の仕事しか
自分のなかで選択肢がなかったっていうのが
正直な思いかもしれない
次に選んだのが性感マッサージの仕事
地元のゲームセンターの入り口にあった求人雑誌
なんとなく手にとって見てみると、風俗の仕事が載ってたんだ
そのなかでも
・脱がない
・舐めない
・触られない
そんな感じの謳い文句が書いてあって
自分にもできそうだから働いてみようって
性感マッサージの仕事を選んだんだよね
忙しい日もあれば、暇な日もあった
性感マッサージの仕事は、2日間ぐらい
女性スタッフの健全なマッサージ講習があって
結構ちゃんとしてるんだなっていうイメージだった
2日間ぐらいマッサージ講習を受けたあと
やっとデビューができる
忙しい日もあれば、暇な日もあって
お金の稼ぎに波があるのが不安になったのを覚えてる
それから時給制のキャバクラで働くことになるんだけど
たまたま街を歩いていたら、スカウトマンに声をかけられたのが
きっかけだった
いつもなら、完全にスルーして話も聞かないのに
その日は、いつもに比べてしつこくついてくる人で
話だけなら聞いてみてもいいかなって思って
話を聞いてみたら、働いてみようかなっていう
気持ちになってキャバクラで働くことになったんだ
水商売の世界に入って、風俗の仕事を掛け持ちすることに
キャバ嬢デビューをしたあとも、風俗の仕事を掛け持ちしてた
セクキャバの仕事から始まって、性感マッサージの仕事を経験して
その後は、デリヘルの仕事も経験した
今、振り返ってみて思うことは
サービスが軽い仕事内容から少しずつ、仕事のステージが
変わっていっていったんだな~って
だから抵抗は全くなかったし、お金が目的だったから
すんなり働くことができた。
23歳、東京に上京してAVの世界へ
寂しさを埋めるために、お昼は風俗嬢として
夜はキャバ嬢として東京で働いてた
地元のキャバクラで働いていたときに
お客さんとして出会っていた人がスカウトマンで
東京に上京したときに、連絡してご飯に行った
そうしたら、AVの事務所を紹介されて
お小遣い稼ぎに、とりあえずやってみようって
気軽に始めることにした
それから、ホテヘル、箱ヘル、ソープやストリップ、デートクラブなど
様々な風俗を経験することになって。
いろいろ経験したな~(笑)
海外でもセックスワーカーの仕事を経験したよ。
風俗の仕事を経験してみた結果
人生を細かく、書いていくと長くなるから
ここでは省略してるけど
お金の為、寂しさを埋めるため、そんな理由で働いてた
風俗の仕事をしていたからこそ、かけがえのない出逢いがあったり
良いこともたくさんあったんだよね
「人生いちどきりだから普通の人生は嫌で
いろんな経験がしたい!」
っていう願いがみごとに叶っている人生(笑)
これまでの人生のメインは、
「風俗嬢」「セックスワーカー」だったけど
普通の人じゃ、経験できない体験や
普通に生きていたら出会えない人達に、たくさん出会えた。
そして、普通の人が働くことができない仕事ができた自分自身を
今では誇りに思うよ。
今では、人生のステージが変わってしまって
「風俗嬢」「セックスワーカー」の仕事は卒業した
卒業したキッカケは、妊娠と出産でもあった。
”風俗の仕事を辞めたい”っていう願いは
息子が叶えてくれたんだ。
あのときのわたし自身へ贈る言葉
もう風俗の仕事に戻ることは、99%ないけれど
過去の自分に感謝とエールを送るよ。
今までおつかれさま。よく頑張ったね。
これからは、心と身体を大切にしてね。
願いは、ちゃんと叶うから。
心配しなくても、ちゃんと叶うから。
最高最善のベストタイミングで出来事は起こるから。
だから、心配しないで。
そして心と身体を大切にしてほしい。
自分自身に優しくしてあげてほしい。
もしも今が、たとえ辛い時期だとしても
どうにかしたい時期だったとしても
自分を責めずに、責めてしまう自分も責めずに
どうか良い気分でいることができる時間を増やしてみてほしい
騙されたと思って、ホッとする時間やリラックスする時間
心地が良い時間を増やしてみて。
そのうち、奇跡が起きるから。
そして、どんどん奇跡のサイクルの波に乗ることになるから。
大丈夫。闇も光が包んでくれる。
嫌なことも嬉しいことも体験しているのは、生きている証拠。
命がある証拠。
わたしが手を伸ばすよ。
君が、最幸な「今」を過ごし続けることができるように。
もう、大丈夫。
これから魔法のように奇跡が起こりだす。
最幸な「今」が、最幸な「未来」に繋がるから。
これから一緒に、奇跡を起こそう。
君が、たくさんの愛で包まれるように。