母親とは蛇とマングースの関係性に

 

高校に入学。

高校入学する時に親に初めての携帯を買ってもらった。

初めてのアルバイトは家の近くの吉野家を経験して
その後は、セブンイレブンのアルバイトもした。

 

昔から、お母さんは凄く厳しかったけどピークに厳しかったのは、
高校生の時だった気がする。

 

お母さんは、人一倍に心配性で過干渉な性格だった。

私の携帯やカバンの中を、いつもチェックしていた。

携帯のメールの中身まで、ロックしていてもどうにかして
パスワードを解除してまで携帯の中身を見る母親だった。

高校1年生の時、初めて彼氏ができたときも家に遊びに行くのは
絶対にダメで、私の友達に連絡したり彼氏に連絡したり、
私の居場所を常に把握されていた。

 

友達から言われたことがある

お前の母さんは”おかしい”って。

母親のことを他人に悪く言われたのはショックだったけど
私もその時、その通りだと思うぐらい母親のことを嫌になってた。

 

母親とは喧嘩ばっかりするようになった。

いつからか、母親に暴力を振るうようになってしまった。

腹が立つと、母親に手をあげてしまうように。

暴力の期間は、長かったと思う。

 

自分ではいけないって分かってても、カッとなったら気づいたら
手が出てしまっていた。

腹が立つと、物にもあたったり。

家の中をぐしゃぐしゃにしたり。

 

家の中の窓ガラスも殴って割ったり、
蹴って割ったりしたこともある。

今思えば、とてつもない反抗期の子供をもって
母親も凄く子育てが大変だったろうなって感じる。(笑)

 

母親には、口では勝てない、反論しても倍で返ってくる。

本当、「倍返しだ!!」っていう状態。(笑)

母親は怒ると、凄く口が達者だった。

私が、母親を怒らせる度に、母親が父親の部屋まで行って、
「私のことを怒ってほしい」と言いに行く。

その度に、母親と父親の仲が悪くなっていっている気がした。

 

親からの愛情と家族の幸せを求めていたあの頃

 

母さんと父さんの前で「もう死ぬ!」と言って、2階から
飛び降りようとしたり、頭がおかしくなったふりをしたことも(笑)

「ごめんなさい。ごめんなさい。」と何度も言いながら
壁に頭をぶつけ続けたこともあった。

全部わざと。

親の気を引きたかっただけ。

部屋に1人でいる時、ボールペンの芯を手にグサグサ刺したり
2階から飛び降りたら本当に死ねるのかな?骨折ぐらいかな?
と考えたこともあったけど、死ぬ勇気はなかった。

 

この頃から、少しずつ心が壊れていったのかもしれない。

心が壊れ始めた思春期時代を、過ごしてきたんだと思う

 

プロフィール第4話:両親の不仲が始まって家庭崩壊の危機